【巣鴨駅】賑わう｢巣鴨地蔵通り商店街｣をぷらりお散歩。グルメも歴史も楽しめるスポット！

「巣鴨地蔵通り商店街」を進むと左手に松尾芭蕉の句の石碑があることで有名な「眞性寺（しんしょうじ）」があるよ。大きな傘をかぶり、杖を持つお地蔵様があり、江戸の六街道の出入口に置かれ旅の安全を見守っているそう。（かつて巣鴨は中山道の出入口だったため）

このお寺のはじまりは不明だそうなのだけど、奈良県の桜井市初瀬の総本山長谷寺の末寺だそうで、行基菩薩が開いたと伝えられているそう。とってもきれいなお寺で気持ちがいいよ。

創業は大正９年のタカセ。巣鴨店も連日賑わっている様子。美味しいコーヒーを楽しみながら、マダムたちがおしゃべりを楽しんでいるみたい。自分のおばあちゃんが、昼下がりをタカセで過ごしていたらとてもうれしいよ。

「とげぬき地蔵」としての呼び名が有名だけど、正式な名称は「曹洞宗萬頂山高岩寺」。１５９６年に江戸湯島に開かれ、１８９１年に巣鴨に移転したのだそう。秘仏のため拝見することはできないよ。

「曹洞宗萬頂山高岩寺」といえば「洗い観音」。聖観世音菩薩像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしか生まれ、今ではこれがいちばんの目的で訪れるという方がほとんど。

ちなみに、聖観世音菩薩像をみんながタワシ（今は布）で洗っていくうちにすり減ってしまい、１９９２年に新しい聖観世音菩薩像を開眼したのだそう。同時にタワシを使うことも廃止になったんだって。

今回は大混雑のため断念。次回、平日に来ようと思っているよ。

「巣鴨 ときわ食堂」は「巣鴨地蔵通り商店街」付近に３店舗あるよ。平成元年に誕生し、巣鴨の商店街では新しめなのかもしれないけど、連日大人気の有名な定食屋さん。

巣鴨ならではの名産が味わえるというわけではないのに、地元民の根強い人気で観光客にも広がっているのだろうね。当然、美味しいものばかりだから待ってでも食べたい味なのだけど、「巣鴨地蔵通り商店街」には他にもたくさんいいお店があるからなんとも言えない気持ちになるな〜。

「巣鴨地蔵通り商店街」を歩いていると、左右に連なるお店を見つつ見つつ歩くので、ぜんぜん前に進まないの。それが８００メートル続くわけなので、めちゃめちゃ時間がかかるんだ。

ただフラフラ、ただチラチラして歩いているだけでも、なかなか楽しめると思うので、ぜひ訪れてみてほしいな。

また次回、続きをお届けするよ。